本の紹介

恋愛小説だと思って読むと危険な一冊『イニシエーション・ラブ』感想(ネタバレなし)

■はじめにただの恋愛小説だと思って読んでいたら、最後に完全にやられました。正直に言うと、この本は途中まで「よくある恋愛小説」だと思って読んでいましたが、最後の数行で、その認識は完全に覆されます。この本は男女2人の恋愛ストーリーがメインとなっ...
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自分には合わない本だと思っていたのに、最後の1行で震えた話|『ルビンの壺が割れた』感想(ネタバレなし)

この本を読み始めてみて、正直なところ自分には合わないと思いながら読んでいました。手紙のやり取りだけで進む物語で、登場人物も品のいい大人という印象。大きな事件も起きず、淡々とページをめくるだけでした。でも――最後の1行で、その印象は完全に崩れ...
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美人ゆえの不幸と衝撃の真実がマッチする絶妙な1冊|『逆転美人』感想(ネタバレなし)

美人であることは、本当に幸せなのか。世間が抱く「美人=得をする」というイメージを根底から覆す作品が、藤崎翔の『逆転美人』です。美貌ゆえに人生が狂っていく主人公の手記形式で進む物語は、SNS時代の“誹謗中傷”や“外見への偏見”とも重なり、読み...
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ミステリー入門,そして継続につながる|『むかしむかしあるところに、死体がありました』感想(ネタバレなし)

■はじめに読書初心者の私が、最初に手に取ったミステリー小説が『むかしむかしあるところに、死体がありました』でした。何といってもこの魅力的な表紙。この表紙にまず引き込まれました。内容も昔話をモチーフにした作品ということで、「これなら読みやすい...